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月次決算のメリットとデメリット

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企業の経営状態をタイムリーに把握する手段として注目されている「月次決算」。

年1回の決算だけでなく、毎月の業績を確認することで、より精度の高い経営判断が可能になります。

ただし、メリットだけでなく留意すべき点も存在します。

月次決算のメリット

  • 業績の早期把握:売上や利益の推移を毎月確認でき、問題の早期発見につながります。
  • 資金繰りの安定化:月ごとの収支バランスを見直すことで、資金ショートのリスクを軽減。
  • 経営判断のスピード向上:数字をもとに施策を打ち出しやすくなり、変化への対応が迅速に。
  • 銀行や投資家への信頼性向上:定期的な数値管理は、外部からの評価にもプラスになります。

月次決算のデメリット

  • 事務負担が増える:毎月の帳簿締めが発生するため、担当者の業務量が増加します。
  • 数値の精度にばらつきが出やすい:未確定の経費や売上が反映されることで、数値が暫定的になることも。
  • 慣れるまでは継続が難しい:定着するまでに時間がかかるケースもあり、仕組みづくりが重要です。

月次決算は、経営に“見える化”をもたらす有効な手段です。

ただし、制度として根づかせるためには、社内体制の整備や担当者の理解も欠かせません。

自社に合った形で導入・運用していくことが、最大の成果につながるポイントです。

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